バスケットボール選手へ

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バスケ選手で多い障害はジャンパー膝です。
ジャンプ、ダッシュ&ストップなど膝へかかる負担は多いです。
なので、膝へストレスがかかりジャンパー膝などの障害が出現します。
ジャンパー膝治療のポイントは
①大腿前面の柔軟性チェック
②大腿後面の柔軟性チェック
③足首の柔軟性チェック
 
この3つの柔軟性で一つでも固い部分があれば改善していく
必要があります。
また、改善していかなければ症状が改善しなかったり
再発を繰り返してしまいます。
岡崎市どうど鍼灸整骨院スポーツバスケットボール
バスケットボール


足関節捻挫

 ジャンプの着地や相手との接触などで、足首に外力が加わり

関節の動きが正常範囲を超えることで起こる軟部組織の損傷。

足首の捻挫はスポーツ現場では非常に多く見られる。

 関節部の痛み・腫脹・不安定感がみられる。


突き指

 バスケットボールは大きなボールを扱うため起きやすい症状。

 突き指は、指先から根本まで縦に向かって力が加わり起こる捻挫の一種。指は構造上縦からかかる力に弱いため,少しの衝撃でも突き指が起こってしまう。

 突き指をした場合、RICE処置(Rは休むを意味し、即座に運動を止めケガしたところを触らないようにする。Iはアイスを意味し、患部の炎症を抑えるため氷で15~20分程度冷やす。Cは圧迫を意味し、圧迫することで血流を止めて腫れを抑える。Eは上げるを意味し、手を心臓よりも高い位置に上げ、内出血量を減らすために行う)を行うようにする。


ジャンパー膝

繰り返しのジャンプ動作になどによって膝前面に負担

かかり過ぎて膝蓋骨の下方や上方に痛みが生じる。

 軽度の場合は、スポーツ活動後など日常生活に支障は

ないが痛みが強くなると痛みが常に出てくる。

 予防法は、大腿前面・後面の柔軟性獲得、セルフマッサージ

などで大腿部の負担を軽減する。


シンスプリント

 ①症状

シンスプリントは、脛骨に沿ってうずくような鈍痛で始まり,筋肉が骨に付着するラインに沿って起こる。多くの場合,不快感は運動開始時に起こり、運動中は収まるが、終了後に再び戻ってきたりする。症状が進むにつれ、不快感は段々ひどくなり、運動中も起こるようになっていく。最終的にはベットから起きる時や日常生活の他の動作中にも痛みが伴うようになってしまう。

 ②要因

 人間の足は,骨の組み合わせ、補強する筋肉で上から掛かる体重に耐えている。通常両方で荷重に耐えているが、何らかの理由でどちらか一方が機能しなくなるともう一方がそれを補わないといけなくなる点。足部のアーチ(土踏まず)がなく、それが機能しないことにより、衝撃を吸収できないことにより,骨の配列が崩れ足底から関節,下腿部の骨や筋肉に負担がかかることがシンスプリントになる要因としてあげられる。

 ③治療法・予防法

 4週間ぐらい安静にする,痛い部分へのアイシング,マッサージ,ヒラメ筋のストレッチなどが上げられる。

 予防法としては、カーフレイズ,タオルギャザー、マーブルピックなどを行うことが上げられる。


膝前十字(ACL)靭帯損傷

 膝前十字靭帯とは、膝関節内にある靭帯で運動時,膝を安定させる役割をしている。膝前十字靭帯は、膝の外側からタックルされた時や切り返しを行った時,ジャンプ時の着地などで起こる症状です。ケガをした瞬間に音が鳴るところに特徴がある。

 膝がぐらつく、膝に力が入らない、膝が完全に伸びない、正座ができないなどの症状が出る。通常約4週間ほどで日常生活を行えるようになるが,スポーツ時には上記の問題が起こるうえ、近年2次的に生じる半月板損傷、軟骨損傷、将来的な変形性膝関節症などの進行が問題視されているため再建手術を行うことが標準になっている。

 上記の怪我を避けるために、予防エクササイズとして、スクワット、プランク、ランジなどのトレーニングや、バランストレーニング、ふくらはぎや太ももの前後のストレッチなどを行うことが良い。