◇捻挫 ◇打撲 ◇肉離れ ◇ギックリ腰 ◇アキレス腱炎 ◇腸脛靭帯炎
◇寝違え ◇スポーツ外傷 ◇スポーツ障害 ◇鵞足炎 ◇テニス肘 ◇野球肘
◇突き指 ◇肩の痛み ◇腰の痛み ◇膝の痛み ◇腱鞘炎 ◇鼠径部症候群
◇関節の痛み ◇骨折 ◇脱臼
*症状によっては保険が適応されず、
自費治療となる場合があります。
【健康保険治療】
シンスプリントは過労性脛骨骨膜炎とも呼ばれます。脛骨の下1/3に痛みが生じることが特徴です。この痛みは1点に集中する痛みとは違って、筋肉が骨に付着するラインに沿って起こります。始めは運動開始時の不快感から始まり、ひどくなると日常生活動作でも痛みが生じるようになります。さらに進行すると脛骨の疲労骨折に至る可能性があります。
発生機序として、反復するジャンプやランニングなどの繰り返しの動作を行うことで筋肉が脛骨の表面を覆う骨膜と呼ばれる膜を引っ張り微細損傷をきたし脛骨の内側に痛みが発生すると考えられています。
当院では、運動後のアイシングや痛みが出ない範囲での足首周りのストレッチ、インソール使用など痛みの軽減と予防を行う方法を行っていきます。
腰椎に無理な力が加わって椎間関節に捻挫を起こすことにより、急性腰痛が生じます。腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症のように下肢の痛みやシビレ等の神経症状を伴いません。また、腰椎分離症のように,骨を傷つけることもありません。
原因として、不自然な態勢で重いものを持ち上げる、急に起き上がる、急に腰を捻るなど急激なストレスが腰椎にかかると起こりやすいです。また、睡眠不足・慢性疲労などの身体の状態が良くない時にも起こりやすいです。
当院では、患部のアイシングやギックリ腰と関連がある股関節や下腿などを症状をみながら治療を行っていきます。
ジャンパー膝とは、バスケットボールやバレーボールなどのジャンプ動作を繰り返す競技の選手に多い膝の障害です。運動により大腿四頭筋(ももの前面の筋)の柔軟性が低下することが要因の一つに挙げられます。特に成長期では骨の伸長に筋肉が追い付かず相対的に筋肉が短くなるために起こりやすいの注意が必要です。スポーツの最中や運動直後に痛みが出たりランニング動作でも痛みを生じる場合があります。
当院では、
・大腿四頭筋,ハムストリングス(大腿後面)の柔軟性チェック
・しゃがみ込み動作チェック
・股関節、足関節の柔軟性チェック
などを行い膝にかかる負担の原因を見つけセルフストレッチやエクササイズを行います。
運動中や運動後に、足の甲の内側にある外脛骨と呼ばれる部分に痛みを生じる障害です。ひどいときには、この骨が突出して腫れや熱を持つこともあります。成長期の活発な子供に見られますが成人にも起こります。
外脛骨は舟状骨の内側後方に位置する過剰骨(普通にはない余分な骨)の一つで、日本人の約15%の人に存在します。捻挫などの外傷、靴による圧迫など外的ストレスが引きがねとなって痛みが発生することもあります。とくに外脛骨が突出している形状の人や偏平足、回内足があると外脛骨に負担がかかりやすいため痛みを生じやすいです。
当院では、
・痛みの発生原因、足の形、足の機能チェック
・普段の靴とスポーツに使用する靴
・下腿の柔軟性チェック
を行います。外脛骨を痛みと付き合うことが多いので痛みの軽減と痛みを上手に付き合い方法を考えていきます。